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BleuCiel(別館)

気の赴くままに

【ポケットモンスター】【SS】

※V基準で双子主。
ポケモンSV。本編中。
アオイ(女主人公)、ネモ。





 ハルトがジムリーダーと対峙している間、アオイは外で待機していた。バトル大好きハルトが最初にジムリーダーとバトル、アオイはその試合を見ずに初見の状態でジムリーダーに挑む。自然とそういう形になった。という訳でアオイが町を散策していると、ハルトが目標としている立場にいるご近所さんに偶然(?)出会った。

「あ、ネモ!」
「アオイ、やっほー!」
「やっほー! ハルは絶賛ジム戦中だから、もうちょっと待ってね」

 ハルトはネモに会うたびにバトルをしている。三度の飯よりバトルな二人は、いつでも目を輝かせながらバトルをしていた。アオイもときどきバトルをするが、ハルトとネモのバトルを観察することのほうが好きだったりする。

「わたしはいつでも良いよ! ずっと思ってたんだけど、アオイは見学しなくて良いの?」
「わたしはハルのあとでバトルするから。せっかくなら新鮮な気持ちでバトルしたいし?」
「なるほどね~。じゃあさ、」
「バトルはハルに取っときなってね。ネモ、せっかくだから一緒に散策しようよ!」

 アオイにとってもネモとのバトルは楽しいものだ。ただ、ジムリーダーとのバトルが控えている手前、アオイとのバトルの気がそぞろになってしまうのではないかという不安があった。ネモもアオイに対しては無理強いすることなく、一緒に町を散策する。


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