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気の赴くままに

【プリキュア】SS(掌編)集

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【プリキュア】SS(掌編)集

プリキュアシリーズ。MH多め。
SS(掌編)まとめ。随時更新。



up (MH後/藤→←なぎ/ほのか,藤村) 20250922


 それはまだランドセルに背負われているぐらいの年齢。その頃はほのかの藤村への呼び方が違っていた。雪城家は二人にとって格好の遊び場だった。
 大人がある程度監視できて、子供二人が騒いでも邪険にされない。
「省吾、何してるの?」
 ほのかの両親が不在の間、祖母や藤村家が面倒を見る。藤村に倣い呼び捨てが当たり前だった。それに違和感を覚えたのは藤村が高学年になったとき。
 サッカー少年は顔も整っていることもあって異性に注目されるようになった。
 小学生の恋愛はまだ可愛い。それでも、ほのかは自分の呼び方が特別だということを悟った。だから藤村がベローネ学院に入学した際に呼び方を改めた。
「藤村君、入学おめでとう!」
「あ、ありがとう、ほのか」
 藤村は戸惑うも問い詰めることはしない。彼の呼び方は昔と変わらない。ほのかもそれを指摘することはない。呼び方は個人の勝手だ。
 ほのかは勝手に気を使って、藤村は勝手に昔と変わらぬままでいる。

 サッカー部の練習が丸一日休みのある日、藤村はほのかに呼ばれた。木俣も誘われたのだが生憎先客があり、泣く泣く不参加となる。藤村への視線にはトゲがあった。
 その日の服装は動きやすく、なおかつ汚れてもいいような格好。木俣が思い描いていることにはならないと踏んでいた。
「ほのか、言われた通りに来たけど」
「ありがとう。おばあちゃまもわたしも手の届かないところがあって……」
「で、タッパのありそうな俺らが選ばれたと」
 藤村がほのかの言葉の続きを言う。雪城家は何度も遊びに来たことがある。サッカー部で忙しい日々を送っている藤村は、年齢を重ねるにつれて訪れる回数は少なくなっていく。
 お世話になったお礼や体力作りも兼ねてごくまれに修繕作業の手伝いをすることもあった。それは素人でもできるような作業であるが、男手のほうが早いであろうという判断だ。
 それに、藤村はさなえにとって孫のような存在だった。藤村もさなえを慕っていて、時々は実際に会って元気な姿を人生の大先輩に見せる。
「そう。省吾ならあっという間ね」
「その言い方、久しぶりだな」
「たしかに」
 この家にいるときに出る昔の呼び方。時が巻き戻った気がした。ほのかは親友であり戦友の前ではうっかり呼ばないようにしようと誓う。
 藤村絡みになると奥手でネガティブモードになりがちな彼女が聞いてしまえばあらぬ妄想をして傷つくだろう。
 今の呼び方もすっかり板に付いたほのかが、家族以外の第三者が入ると昔に戻ることはないのだが。
「そういえば、ラクロスの予選は次の土曜日だっけ?」
「えぇ。省吾は部活?」
「残念ながら。意外と参考になるんだけどなー」
 なぎさ不在の、なぎさの話題。藤村となぎさは決して付き合ってはいない。が、藤村がなぎさを特別視しているのは誰から見ても明らかだった。
 それに気がついていないのは、当事者である藤村となぎさだけだ。
「ラクロスもサッカーもよく走るものね」
 ……プリキュアのときもよく動くけれど。ほのかは内心で補足する。あれは背負っているものが重すぎるので参考にするとかいうレベルではない。
 ほのかにとってなぎさは親友であり、パートナーであり、かけがえのない太陽のような存在。
 ちょっとお調子者な面もあるけれど、彼女の繊細な一面を隠すためのものだと知ったのは、下の名前で呼び合うようになってしばらく経ってからだった。
「なぎさって太陽みたい」
「ほのか?」
「みんなを照らしてくれるのに、当の本人に触れることが難しいの」
 ほのかの言葉に藤村は驚いた表情を彼女に向ける。ほのかは同世代の子に比べて大人びている。
 家族や幼馴染である藤村の前では年相応の態度を取ることも多々あるのだが、学校ではひとりで過ごすことも多い。強いて言うなら同じ部活のユリコと話すぐらいだろうか。
 ユリコもどちらかというと言いたいことをはっきりと言うタイプの人間であるため、ほのかの必要以上のお節介はキッパリと断れる。
 ほのかが他人の距離感に悩んでいる。それもほのかにとってとても親しい間柄の人間に対して。
「……って省吾、早く作業しないと!」
 らしくもないことを言ったと思ったほのかはなぎさの話題を切り上げて本来の目的に向かう。
 藤村はめったに見られない幼馴染の姿を見ていたずらっぽく白い歯を見せる。それは学校で見せるさわやかな笑みとは違う。
「ほのかがひとりで脱線したんだろ。まぁでも、美墨さんが太陽か」
「省吾!」
「はいはい」
 エースとして活躍するには実力だけでは足りない。藤村もなぎさのすごさを分かっている。どこか神聖視されるのも、エースとしての定めなのだろうか。作業は順調に進んだ。



 (フレッシュ/せつな) 20250907


 ――せつな!!
 あいつのばかで素直な笑顔。私にはまぶしすぎた。
 だからイースとして近づいたときに溶けてしまった。
 ラビリンスの一員としていた頃、人間の笑顔が憎かった。でもそれは、羨ましかったのかもしれない。
 己のなかに多くの闇を抱えながらも、それでも笑顔でいる人たち。
 私にはできなかった。
 ただ、憎むことしかできなかった。
 せつなだったとき、ラブと話をしていて少しだけ穏やかになれた。
 でも私はそれをまやかしだと思っていた。
 私はラビリンスの一員、イース。そう思い込ませていた。
 もうその必要はない。
 私はプリキュアの敵だったはずなのに、そのプリキュアになってしまった。
 悪と善、まったく逆の存在。
 私はどうすればいい?
 本当にプリキュアになっていいの?
 私はまだ闇のなかにいる。闇のなかを独りでさまよっている。



 (MH,SS後/なぎさ,莉奈,志穂,舞) 20250907


「やっぱり敵わないなー」
 莉奈はチームメイトにもまれるなぎさを見て天を仰いだ。大学四年生、なぎさにとって最後のラクロスの試合。莉奈は大学を卒業して社会人になっても働きながらラクロスを続けるつもりでいる。
 中学生からの付き合いであるなぎさの癖は分かっていた。別々の大学に進学しても、日本代表に招集されたときには一緒にチームメイトとなる。
 なぎさはしばらくチームメイトからの手荒い祝福で手が離せそうにない。莉奈は四年間ともにボールを追いかけた仲間や先輩の背中を追った後輩と苦労を労う。
「莉奈キャプテン、すっごくかっこ良かったです!」
「今度はあんたがキャプテンなんだから頑張り過ぎずに頑張ってね」
「はい!」
「莉奈ちゃーん、最後のシュートナイスー!」
「いいお手本がいましたから!」
 試合に負けたことは悔しい。しかし、ベローネとは違う仲間で駆け抜けた四年間も莉奈にとっては充実したものとなる。決勝戦まで上り詰めたのだ。
 離れて分かる、なぎさという存在の大きさ。それは中堅とも言い難い大学のラクロス部を強豪にまで引き上げた。莉奈が所属する歴史あるラクロス部と、なぎさが所属する新進気鋭のラクロス部の対決は数年で一番の盛り上がりだったという。
 どちらかが一方的にリードすることはなく、一進一退の攻防が続いた。なぎさのゴールで幕は閉じた。
 表彰式も終わり、熱気に満ちていた会場は落ち着きを見せ始める。なぎさが莉奈目がけて抱きついた。それでも倒れ込まなかったのは日頃鍛えているおかげかもしれない。
「莉奈~~~!!」
「優勝おめでとう。悔しいけど完敗だわ」
「ありがとう! でも莉奈だってシュート決めてたしマークすごくキツかったんだから」
「最高のホメ言葉ね」
「――莉奈、ラクロスを続けてくれてありがとう」
 なぎさは顔を上げる。なぎさも莉奈も泣きながら笑っていた。客席に残っている志穂も同じような表情を浮かべている。一緒に観戦していた舞は思わずスケッチブックを広げた。
 あまりにも奇麗で、儚くて。舞と志穂が同じ大学に入学しなければ、この縁は生まれなかった。咲と一緒に観戦していたかもしれないが、なぎさだけに注目して莉奈やましてや観戦している志穂のことは深く観察することはなかっただろう。
 海外にいるほのかはどうしても都合が合わずに日本に帰国できないでいた。海の向こうから引退試合に思いをはせる。いい試合を繰り広げているだろうという信頼感があった。
「あたしこそ感謝してる。なぎさがいなかったらここまでのめり込んでなかったし、この先も続けようとは思わなかった。志穂の声も響いてたね」
「たしかに。ちょっとだけあの頃を思い出しちゃった」
「分かるー」
 二人は志穂に手を振る。志穂も二人に手を振った。ここだけ数年前に戻っている。お互いのチームメイトは二人の仲を知っているので冷やかすこともしない。志穂のパスは他校からしてみれば脅威だった。そしてなぎさが点を入れる。ベローネの十八番は対策を練っても何かしらの方法ですり抜けてきた。
 ときにはなぎさが後ろに回ることもある。それでも彼女の存在感は隠しきれない。努力だけではどうにもならない天性の才能。
「(なぎさは今も昔もスタープレイヤーだよ)」



 (※ポイキリ姉弟が普通に虹の園にいる※/MH後/なぎさ,ポイズニー) 20250907


「なんでこんなことになってんのよ!」
「ご、ごめんなさい……」
 人気のない裏通り、涙目でポイズニーに謝るなぎさ、自身の腰に手を当ててなぎさを問い詰めるポイズニー、なぎさの背後に倒れている複数人の男、ポイズニーがたまたま通りかからなければなぎさはひどく傷つくところだった。
 なぎさが短縮ルートとして使う裏通りは普段から人通りが少ない道だ。不気味な雰囲気でなぎさは極力ひとりで通るのを避けていた。時間に追われているときなど、致し方ないときの最終手段としてこの道を使う。
 この道を通っていたなぎさは、ガラの悪い男性に囲まれている中学生ぐらいの少女を見つける。少女はベローネの学生ではなく、ほかの学校の生徒だった。なぎさがその集団に声をかけると、ベローネ学院の制服を着ていることに興味が向けられる。
「あのー、彼女困ってるみたいなんですけど……?」
「ちょっと道案内してもらってただけだよ! 全然役に立たないからお前に案内してもらおうか」
「(あれ、これマズい?)え、えーっと、わたしで良かったら彼女の代わりに案内します」
「だってよ」
「あ……ご、ごめんなさいっ……!!」
 よほど怖かったのか、少女の声は震えていた。なぎさに一礼をして去る。男たちはなぎさを囲む。彼女は不意打ちを使ってでも切り抜けようとするが、フィジカルの差はどうすることもできない。一体一ならまだしも、なぎさひとりだと圧倒的に不利だった。
「ベローネの制服間近で見るの初めてなんだなんだよねぇ」
「オレん家でもっと見せろよ」
「あそこは似合わねーだろ」
「や、やめて」
 なぎさの言葉は宙に浮く。男は下品な笑いを浮かべながらなぎさの左腕をしっかりと掴む。爪が肌にくい込んでいる。男のひとりがなぎさの肩を掴んだ。それは無言の脅しだった。なぎさは半ば引きずられるようにその集団について行く。
「おねーさんも混ぜてくれない?」
「(ポイズニー……さん!)」
 救世主の登場になぎさの表情がパッと明るくなる。ポイズニーは艶やかな髪の毛をなびかせた。そして男たちの目を見ると、彼らは体の電池が切れたかのように倒れる。強く握られていたのかなぎさの腕には手形が残っていた。
 ――そして、なぎさはポイズニーに叱咤されることとなる。
 初めて通る道で、かつて自分に向かって啖呵をきった相手が人間ごときに圧倒されている。その光景がどこか信じられなくて、試しに闇の力を人間に試したらあっという間に意識を失う。あっけない幕切れだった。
「そもそもプリキュアになったときの威勢の良さはどこ行ったの!? もうちょっといいかわし方あったんじゃない!?」
『なぎさは異性に弱いメポ』
「妖精は黙らっしゃい」
『メポー!』
 一刀両断されたが、メップルが精一杯のフォローをした。言い方や口調はキツいが、ポイズニーなりになぎさを心配している。なぎさはいつもの調子を取り戻しつつあった。倒れている男たちを指さして首をふる。
「あの人数は無理ですって!」
「じゃあアタシはお邪魔だったってこと?」
「むしろとっっってもありがたかったです! 神様仏様お姉様!」
「……気持ち悪いからやめて」
 なぎさの渾身のホメ言葉を聞いたポイズニーは苦虫を噛み潰したような顔をする。ポイズニー彼女に背を向けた。長居は無用だ。二人はその場を立ち去る。その後は何事もなく帰宅することができた。後日、なぎさはタコカフェで改めてポイズニーに礼を言いに行った。



 (MH後/藤なぎ+ほのか) 20250727


 なぎさを待つ藤村の前に現れたのは、彼の幼馴染だった。鞄と紙を持ってすっと藤村の横に立つ。
藤村「……ほのか、その紙は俺が預かっておくよ」
ほのか「藤村君に手間かけさせるつもりはないわ」
藤村「ほのかこそ生徒会の仕事もあるだろう?」
 遠目から見れば美男美女のそういう関係にも見えなくはないが、実際のところお互いに牽制しているだけだ。ミップルがほのかにだけ分かるように合図を送る。ほのかは素早く親友の名を呼んだ。
ほのか「……なぎさ!」
なぎさ「お待たせしましたー、ってほのか!? 何かあったの!?」
ほのか「生徒会からラクロス部にって」
 なぎさは用紙を受け取る。藤村がなぎさの肩を叩いた。
藤村「さ、帰ろうか、なぎさ」
ほのか「あら、私も帰るつもりだけど?」
なぎさ「(二人が怖いよー)」
ほのか「……」
藤村「……」
 ほのかも藤村も笑顔なのに視線がするどい。なぎさは深呼吸をする。
なぎさ「ささ三人で帰りましょ! ……あ、その前にこの紙を鞄に入れてっと」
 今日はまだ平和なほうだった。タコカフェの手伝いでひと足先に帰ったひかりもほのかの味方をすることがある。
ほのか「(藤村君との恋は応援したいけど、)」
藤村「(ほのかとの関係は続いてほしいけど、)」
ほのか/藤村「(なぎさのことが好きだから)」
 幼馴染だけあって思考もどこか似ている二人だった。



 (MH後/キリほの) 20250727


 ほのかは自宅の縁側で空を見上げる。夜空には星が輝いていた。
 もう会えぬ者のことは心の奥底にしまい、ほのかは日常生活を送っていく。……送っていくはずだった。
「(どうしてキリヤくんは来ないの?)」
 戦うだけの関係から何かを変えることもできるのではないか。彼女のなかに一縷の望みが生まれたのは、ほかのプリキュアと出会ったから。
 敵対していた者が改心してこちら側に付く。ひと筋縄ではいかなかったが仲間はやり遂げた。
 ほのかは目を閉じる。プリキュアとして戦うことが少なくなった今なら行動できるかもしれない。
「……絶対なんて、ありえない」
 彼女は真剣な面持ちで再び空を見上げる。腹をくくった。

「なぎさ、ひかりさん、話があるの」
 放課後、ほのかはなぎさとひかりを家に誘う。
「今まで我慢してたけど、どうしても我慢できなくて。私たちにもキリヤ君を連れてくる権利ぐらいあるよね?」
「ほのか……」
「ほのかさん……」
 ほのかは自分の気持ちを正直に告げる。ひかりは直接キリヤと関わっていない。しかし、彼の存在は二人から少しだけ聞いていた。
 二人の語り口調から詳しく聞かなくても彼女たちにとって傷のひとつであることは察することができた。
「具体的にどうすればいいかなんて分からない。でも、試さないことには何も始まらない」
「……ほのかさん、私が口出しすべきではないかもしれないですが、そのせいで何かあったとしても?」
「ええ。今回ばかりは譲れないの。せめて二人には事前に知ってもらいたくて」
 ほのかは動くこと前提で話をしている。彼女にしては珍しい。



 (SS後/咲) 20250727


 青い空、頬を撫でる心地良い風、絶好のソフトボール日和だ。咲は仲間を信じてボールを投げた。面白いようにボールは捕手のミットに吸い込まれる。
「(絶好調なり!)」
 高校三年生になった咲は親の跡を継ぐため、この試合でソフトボールとは距離を取る。
 投手として、そして打者としての力量もある咲は強豪校から声がかかっていた。家族や舞、ソフトボール仲間にも相談をしたが咲の考えは変わらない。
 捕手とサイン交換をする。年齢が上がるにつれ、そして日本代表も経験して勝ちの重みを知ることとなる。
「……うん」
「(咲に負けてられないね)」
 咲は捕手の要求通りのコースに投げる。相手チームの打者は翻弄されて、本来のスイングができない。打っても凡打になってアウトになってしまう。しかし相手チームは投手力が自慢のチームで、盾はなかなか砕けない。
 我慢比べが続く。均衡が破れたのは最終回だった。一点でも入ればサヨナラ勝ち。咲のチームの打者が粘りに粘って塁に出る。
 次の打者がアウトカウントひとつと引き換えに一塁にいる選手を二塁に進めた。みんな、そして大半の観客がここがターニングポイントだと察する。
「咲、ごめん」
「気にしないで。わたしもいいところを見せなくちゃ。……ありがとう!」
「っ……、どういたしまして!」
 すれ違うときに会話をしてグータッチをした。客席にいる舞は一心不乱にスケッチブックとマウンドに視線を行き来する。プリキュア仲間も都合のつく者は客席で応援していた。
「行くよ!」
 ツーアウト、もう後がない。咲の次のバッターも当たれば遠くに飛ばす力を持っている。
 失投らしい失投はほとんどない。次につなぐことも考えつつ、彼女は自分の一打で勝ち負けを決めたかった。
「(後悔はしたくない!)」
 盾のわずかながらの綻びを彼女は見切った。球がバットに当たる。球威に負けないように思いきって振り抜く。球は放物線を描き、外野手の頭上を通り過ぎる。
「「「いっけえー!!」」」
 勝負に出た監督は走者を走力のある選手に変えていた。守備との鬼ごっこが始まる。
「セーフ!」
「…………、わわっ」
 咲の時間が止まる。彼女の時計を動かしたのはチームメイトだった。咲とバッテリーを組んだ捕手は咲に抱きつく。


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