アニメ版ロックマンエグゼ。本編後。
青組×桃組。
メイル視点。
彼と付き合うということ
久しぶりに熱斗に会って、デートも久しぶりなのに実体化したウイルスが近くで暴れているらしい。ネット警察との通話を盗み聞きした。
「――熱斗、わたしたちも戦うわ」
「ちょっとメイル!?」
盗み聞きした情報だとそんなに強くない敵みたいだし、何より熱斗との貴重な時間をウイルスに割かれて非常に腹が立つ。
「……あんまり無茶はするなよ」
わたしの気迫を感じ取ったのか、熱斗はそれ以上わたしたちを止めるようなことはしなかった。その代わりに名人さんに連絡を取る。
「名人さん、ディメンショナルエリアを!」
『さんはいらない』
ディメンショナルエリアが展開される。わたしはロールと視線を合わせ、シンクロチップをスロットインした。熱斗もシンクロチップをスロットインする。
「「『『クロスフュージョン』』」」