ぷよぷよ×忍たま乱太郎。
クルーク、乱太郎、きり丸、しんべヱ。
箱庭を飛び出して!
なぜかプリンプタウンに飛ばされた乱太郎、きり丸、しんベヱは周囲の協力もありながら生活を始めた。あまりにも授業の質が違うプリンプ魔導学校に通う訳にもいかず、プリンプタウンで一日を過ごすようになる。
「ありがとうございまーす」
「(見かけない顔だ)」
クルークはマモノがいる本を再度借りる。受け付けをするのはきり丸だった。見慣れない子供にクルークは内心で首を傾げる。見慣れない者を見かけることには慣れた。
「……、なんかついてます?」
「いや、なんでもない」
「(変なの)」
* * *
乱太郎としんベヱはアコールの進言もあり、ナーエの森で薬草を探していた。アコールは森に自生する草花が記された本、立ち入り厳禁の場所が示されているメモを二人に手渡す。
「〜♪」
「乱太郎ーご機嫌だねー」
「だって知らない薬草がたくさんあるから」
「食べられる物もあるんだよねー」
乱太郎もしんベヱもそれぞれの楽しみに心を躍らせている。
「おーーーい!」
遠くからきり丸の声が聞こえた。図書館のお手伝いが終わり、彼は二人と合流する。